新幹線の券をクレジットカードで買ってチケット屋転売での現金化はNG

新幹線の券をクレジットカードで買ってチケット屋に売るのはNG
新幹線は目的地に早く行けて、ゆったり乗れてその上、車内販売もあってと、在来線と比べたら格段に快適に移動ができるありがたい電車です。

それだけに料金が高いというのも当然なところです。

基本的に在来線の金額に特急券が必要になり、その分が高くなります。
指定席やグリーン券などを加えれば、数万円になることが多くあります。

例えば、東京に住んでいる人が「そうだ、京都いこう!」と思いたち新幹線で行こうとすると、東京-京都間の新幹線の料金は自由席でも13,080円、グリーン券だと18,690円必要になります。

1人で行くならまだしも、家族何人かで行くとなったら、さらに料金が掛かってしまいます。

今の時代、そんなに多くの現金を持ち合わせている人は少ないことでしょう。

手持ちに現金が無い、でも新幹線に乗りたい!

そんな時に役立つのが「クレジットカード」です。
クレジットカードを使えば現金を用意することもなく、すぐに新幹線のきっぷを手に入れて出発することができます。

しかも、クレジットカードならではのお得なこともあります。

そうは言っても、クレジットカードで新幹線のきっぷを買う方法が分からない、という方々。

安心してください、意外と簡単にクレジットカードで新幹線きっぷは購入できます。

これから、その方法とメリット、デメリット、或は、気を付けたほうがいいことなどを説明していきます。

これを読んで旅行でも仕事でも、クレジットカードできっぷを買って、楽しい新幹線の旅を満喫してください。

1.クレジットカードで新幹線きっぷを買う方法

クレジットカードで新幹線きっぷを買う方法
◎駅できっぷを買う方法
最寄りの駅で新幹線のきっぷ買う方法は二つあります。

・みどりの窓口で買う
何も考えないで気軽に買いたいのであれば「みどりの窓口」がオススメです。
みどりの窓口ならJRの職員さんがいるので、自分の目的を伝えるだけで何の迷いもなくきっぷを購入することができます。もちろん、支払はクレジットカードで、と言えばすぐに対応してくれますし、殆どの場合、暗証番号ではなくサインだけで済むので便利です。

但し、悲しいかな、みどりの窓口は大抵混雑しています。
ラッシュ時など、時間帯や時期によっては長い行列に並び、何分も待たなければなりません。

・券売機で買う
券売機なら、混雑時でもちょっと待てばすぐに購入できます。
ただ、操作になれていないと、手間取ってしまいかねません。

基本は画面の手順に沿って操作し入金の画面(現金またはカードをお入れください)になったら、カードを挿入します。
暗証番号を入力しカード会社に確認が取れ次第きっぷが発行されます。

画面通りに進めばそれ程難しくありませんが「混雑している駅ではついついパニックになってしまい券売機で買うの苦手なんだよな~」というかたもいると思います。

どうしても券売機の操作が心配だというかたにJR西日本は『みどりの券売機 お試し版』https://www.jr-odekake.net/railroad/midori/trial/)を公式サイトで公開しています。みどりの券売機の画面を使って実際の操作を体験できるというステキなサービスです。是非、お試しください。

◎ネットで買う方法
ネットできっぷを購入すると、大半がクレジットカードでの支払いになるので便利です。

JR各社のサイトではクレジットカードでも購入が可能です。JRから直接購入できるので安心安全です。
各社の公式サイトは次の通りです。

・北海道・東日本(えきねっと)
・東海(EXPRESS・スマートEX)
・西日本・四国(e5489、ネット予約)
・九州(ネット予約、e5489)

JR各社が独自のサービスを展開しているので、それぞれのサイトの手順に沿って購入します。
また“えきねっと”で“JR東海”のきっぷを買うなどの会社を超えての購入にはちょっとした不便があります。あちこち乗り継ぎたい、というときはネットよりもみどりの窓口などを利用した方が間違いなさそうです。

でも、ネットでは各社独自の割引サービスなどをしているので、上手く利用するとお得になる場合が多いです。
各社独自のサービスの主な内容は以下の通りです。

・えきねっと
トクだ値:割引きっぷ 事前予約割引
えきねっとポイント:公式ショッピングモールや大手ネットショップで使えるポイント

・EXPRESS
EXPRESS予約:会員価格で新幹線が利用できる(※但し使用カード限定)グリーン車に乗車できるポイントが貯まる

・e5489
トクトクきっぷ:エリアや区間など割引になるきっぷ

・ネット予約
ネット限定きっぷ:九州~関西へ割引になるきっぷ

東京より東や北の場合は、えきねっとで購入すればいいのですが、東京より西のときは、新幹線に乗る区間のJRのサイトで購入すると安くなる可能性が高そうです。
また、殆どのサイトが特典を得るために会員登録をしなければならないので、頻繁に利用する人にはオススメですが、頻繁に利用しないのであればメリットは限定的かもしれません

◎その他の購入先

・旅行会社
実はJRの窓口まで行かなくても、JTBなどの大手旅行会社などJRと契約しているところで新幹線のきっぷを購入することができます。
JRの窓口で購入するのと価格やサービスは殆ど変わらないので、近くに旅行会社がある場合は利用してみると便利でしょう。特に地方都市では生活圏内にJRの駅よりも旅行会社の方が多く存在しています。通勤道路沿いに駐車場付きであったり、休日に買い物に行くショッピングモールに立地していたり、JRの窓口へ行くよりも使い勝手が良いことでしょう。
全ての旅行会社が取り扱っている訳では無いので、事前に確認することをオススメします。

・電話での予約
JR西日本と九州では電話での予約も行っています。
但し、ネットで購入するようなサービスを受けられない場合がありますので、詳しくは前述の公式サイトで確認してみて下さい。

・金券ショップ
金券ショップでも購入が可能です。値段が安くとても便利そうですが、売られているのは新幹線の回数券の場合が殆どです。通常は問題なく使えますが、有効期限があったり、年末年始やゴールデンウィークなどでは使えない場合もあります。また、利用区間が決まっているのでお目当ての区間が手に入るかは金券ショップに行ってみないと分かりません。
クレジットカードの利用も、店ごとで異なるので確認が必要です。

2.クレジットカードで買うメリット

クレジットカードで買うメリット
新幹線のきっぷをカードで買うメリットを紹介していきます。

・現金を使わずに済む
最大のメリットでしょう。特に、会社員が仕事で利用する場合、建て替えたきっぷの料金が振り込まれるのは、1カ月くらいあとでしょう。その間、数万円分の現金が手元から消えてしまったら不都合なことが多いことでしょう。クレジットカードで支払えば後払いですから、会社から料金が振り込まれる日と近くなります。
また、手持ちに現金が無い場合は銀行へ行っておろさなければなりませんし、そもそも銀行に残高がなかったらそれもできません。そんな時でもクレジットカードがあればすぐに購入できます。

・ポイントが付く
新幹線に限らずクレジットカードで購入するとポイントが貯まります。ましてや新幹線のきっぷは高額ですので、けっこう侮れないポイントが独りでに貯まっていたりします。

・JRのカードにすればさらに得
頻繁に新幹線を利用するかたなら、JR各社が発行しているカードを使うことをオススメします。JR東海のエクスプレス予約などJRのカードを使って購入すれば割引などの特典が受けられます。また、JR東日本のカードならSuicaなどへ自動的にチャージしてくれる便利機能も付いています。

3.購入したきっぷの払い戻し方

購入したきっぷの払い戻し方
クレジットカードを使って新幹線のきっぷを購入した後で、払い戻しをしなければならなくなった場合、どうすればいいのでしょうか?

・クレジットカードを忘れずに!
払い戻しの際は使用したクレジットカードを持っていかなければなりません。なぜなら払い戻しの返金は直接現金で渡される訳では無くクレジットカード会社を通してのデータ上の処理になるからです。

・払い戻しは窓口へ
確実なのは「購入したところへ持っていく」ことです。特典が付いたきっぷなどは購入したところでないと払い戻しできないケースがあります。さらにクレジットカードで購入した場合は、JRの会社が違うだけでもちょっと面倒なことになります。
購入した場所に行けない場合は最寄りのJRの駅の窓口へ行くのが良いでしょう。旅行センターや旅行会社でも可能なので覚えておくとイザと言うときに役に立ちますが、一部、取り扱いができない所があるので注意が必要です。
いずれにしても、まずは駅の窓口で問い合わせするといいでしょう。

・手数料がかかる
払い戻しには手数料が掛かります。
自由席などは220円。指定席は列車出発日の2日前までなら330円。前日から出発時刻前だと、きっぷの金額の30%を手数料として支払うことになります。

4.新幹線のきっぷを現金化

新幹線のきっぷを現金化
現金が欲しいためにクレジットカードで新幹線のきっぷを購入し、そのまま金券ショップなどへ売って現金をもらう、というケースが一時期流行りました。この行為、最近はできにくくなっています。それは何故なのか、メリット、デメリットを含めて説明していきます。

・そもそもクレジットカード規約に違反する
クレジットカードを使って現金を入手するには、通常はキャッシングというサービスを使えば可能です。キャッシングには限度額が決められています。これはクレジットカード会社が、カード利用者が返済可能であろうと判断した額で、買い物などで使えるショッピング枠(限度額)より低く設定されています。買い物で使われたのなら買った商品はカード利用者がお金を振り込まない限りはカード会社の持ち物になります。つまり担保がある状態ですが、キャッシングは無担保で現金を直接貸すのですからクレジットカード会社も慎重になる訳です。
それにも拘わらず、ショッピング限度額で現金化されてしまうと、クレジットカード会社からしてみると限度額を超える現金を貸したことと同じになってしまいます。
このリスクを回避する為、現金化をクレジットカード会社は利用規約で禁止しているのです。

・現金化するのはやめた方がイイ
クレジットカードを使った現金化はあまりオススメできません。なぜならリスクの方が大きいと思われるからです。

リスク1:カードが利用できなくなる
カード会社の規約違反になるとカードの利用を止められてしまい、最悪の場合解約されてしまいます。そうなるとカードが使えなくなる不便さもありますが、それ以上に、今後、そのカード会社はもちろん、他のカード会社のカードも利用できなくなったり、新規に作れなくなる可能性があります。

リスク2:犯罪に巻き込まれる
金券ショップや現金化ができる業者の殆どは健全に経営しているでしょう。しかし全てかというと、どうしてもそうでない業者がいるものです。現金化する場合は身分証明書の提示などを求められますので個人情報をさらすことになります。万が一悪徳業者を利用してしまうと、どのようなことが起こるか分かりません。
また、先述したようにクレジットカードで購入した商品は、支払が終わるまはクレジットカード会社のものです。つまりそれを他者に売り渡すということは横領罪として問われることもあります。そもそも、ショッピング枠で現金化してしまう行為は、カード会社に対してウソをついたこととなり、詐欺罪に問われる恐れもあります。
現金化は明確な違法性はありませんが、限りなくブラックに近い行為なのです。

リスク3:そもそも損をする
本末転倒ですが、現金化しても返済額よりも少ない金額になってしまいます。現金が欲しいだけなら、消費者金融などから借りた方が、年利が安くすむケースもあります。せっかく持っているクレジットカードに傷をつけてまで現金化するのはとても損です。

リスク4:返済が不可能になる
リスクを負って現金化したということは、その現金はすぐにどこかで使わなくてはならないものなのでしょう。そうすると、手元には借金だけが残るかたちになります。
そもそもカード会社の返済可能額を超える金額を借りたうえに、損をして現金化したのですから返済額はその人にとってそうとう多額になります。よっぽど現金が手に入る予定があったり、定期的に入る給料などでなんとか賄えればいいですが、そうでなければ返済は難しいことでしょう。

カード会社の限度額は根拠無く設定している訳ではありません。ルールに沿った範囲内での利用を心掛け、いらぬトラブルに巻き込まれないようにしましょう。

5.まとめ

ここまで、クレジットカードで新幹線のきっぷを購入したり払い戻したりする方法を説明してきました。参考になりましたでしょうか?
現金を使わず、ポイントが貯まったり料金が安くなったり、メリットが多いので、新幹線のきっぷを購入するときはクレジットカードを利用してみましょう。